データ型
イントロダクション
関数チートシート2024/10/25 12:562024/12/1 10:02
数式の基本
エディタの使い方2024/10/25 12:572024/12/1 8:22数式の書き方2024/10/25 12:592024/11/29 13:50データ型2024/10/25 12:592024/12/1 10:08リファレンス
データの型変換2024/10/25 13:052024/11/29 13:50数式の構成要素2024/10/25 12:592024/11/29 13:50数式エラー2024/10/25 13:062024/12/1 10:16
7つのデータ型
Notionの数式は、7つのデータ型を扱うことができます。
データ型 | 例 |
---|---|
文字列 | “数式をマスターしよう!” |
数値 | 1, -2.5 |
日付 | “2024-11-11T12:00:00Z” |
ユーザー | 🙋 とうまろ |
真偽値 | true, false |
ページ | 📄 日記 |
リスト | [”1月”, “2月”, “3月”] |
文字列
文字列型は、テキストコンテンツを保持および表示します。
文字列はほぼすべての文字を保持できます。
関数や 関数、 を使って文字を連結することができます。
文字列に数字のみが含まれている場合は、 関数を使用して変換できます。
特殊文字のエスケープ
文字列内に含まれている特殊文字を表示するには、エスケープ文字()を使用します。
例えば、ダブルクォーテーション()を文字列内に表示したい場合は、次のように記述します。
同様に、バックスラッシュ自体を表示したい場合は、次のようにします。
数値
数値型は、加算や除算などの算術演算子と組み合わせて、数学的な演算や計算を実行できます。
演算は標準的な計算順序に従います。
数値から文字列への自動変換
数値は、他のデータ型の組み合わせると自動的に文字列に変換されます。
日付
Notionの数式は、特殊なデータ型である日付オブジェクトを出力できます。
これらは、 や などの日付関数を使用して操作できるため、文字列とは異なります。
内部的には、日付オブジェクトは3つの要素で構成されています。
日付オブジェクトを構成する3つの要素
- 開始日
- 終了日(オプション)
- タイムゾーン
次のNotionプロパティは日付オブジェクトを出力します。
- 日付
- 作成日時
- 最終更新日時
- ロールアップ(日付オブジェクトを出力するプロパティをロールアップするように設定されており、「オリジナルを表示する」に設定されていない場合)
- 数式(数式が日付オブジェクトを出力する場合)
数式内では、次の関数が単一の日付オブジェクトを出力します。
関数 | 例 | 出力 |
now | 2024年11月23日 15:00 | |
fromTimestamp | 2022年6月24日 4:34 | |
dateAdd | 2025年2月23日 15:00 | |
dateSubtract | 2024年8月23日 15:00 | |
dateRange | 2024年11月23日 15:40 → 2024年11月30日 23:59 | |
parseDate | 2025年1月1日 |
ユーザー
ユーザー型は、ユーザー、作成者、最終更新者プロパティなどで使用されます。このデータ型は、ワークスペース内の特定のユーザーを参照することができ、メンション機能と組み合わせることで効果的なコラボレーションが可能になります。また、フィルターやソートの条件としても活用できます。
上記のように や を直接指定すると、単一の作成者や最終更新者、メールアドレスを出力します。
ユーザープロパティに対してこれらの関数を使用する場合は、 を使用して最初の項目を対象とするか、 を使用してフィールドに追加された各ユーザーの名前またはメールアドレスを返す必要があります。
メールアドレスをクリック可能にするには 関数を使う
メールアドレスは文字列で返されます。クリック可能にするには 関数でハイパーリンクを生成し、 を先頭に付けます。
真偽値
真偽値は、trueまたはfalseの値を返します。
チェックボックスでは、チェックされている場合はtrue、チェックされていない場合はfalseとなります。
論理演算子
論理演算子は、真偽値を返し、複数の式を組み合わせて評価することができます。
論理 | シンボル | 関数 | 例 |
---|---|---|---|
AND(論理積) | |||
OR(論理和) | |||
NOT(否定) |
比較演算子
比較演算子は、2つの値を評価することができます。
比較 | シンボル | 関数 | 例 |
---|---|---|---|
等しい | |||
等しくない | |||
より大きい | |||
より小さい | |||
以上 | |||
以下 |
ページ
ページ型は、データベースやページへの参照を保持するデータ型です。データベースのリレーション機能で使用され、ページ間のリンクを確立することができます。
また、ページIDを使用して特定のページの情報にアクセスすることも可能です。
リスト
リスト型は、複数の値を順序付きで格納できるデータ型です。配列とも呼ばれ、文字列、数値、日付など、異なる型の要素を含むことができます。
リストの要素は0から始まるインデックスでアクセスでき、様々な関数を使用して要素の追加、削除、検索などの操作が可能です。
リストを扱う関数
- at
- first
- last
- slice
- concat
- sort
- reverse
- join
- split
- unique
- includes
- find
- findIndex
- filter
- some
- every
- map
- flat
リストの組み込み変数
- current
- index
関数を使用する場合、リスト項目の値とインデックスをそれぞれ と を使用してアクセスできます。