【イベントレポート】Notion Guild Tokyo 第0回 オフラインイベント開催! - 「共有」から始まるクリエイティブな場の誕生
2025年10月15日(水)、立ち上げたばかりのコミュニティ「Notion Guild Tokyo」の第0回となるオフラインイベントを開催しました。
手探りの中での「スモールスタート」として実施した今回のイベントですが、非常に密度の濃い、コミュニティの未来につながる確かな手応えを感じる時間となりました。
当日の様子を、時系列に沿ってレポートします。
2025年11月8日(土)第1回のイベントページはこちら
開催概要
- イベント名: Notion Guild Tokyo 第0回 オフラインイベント
- 開催日時: 10月15日(水) 10:00〜16:00
- 開催場所: 四谷 貸し会議室
- 参加人数: 6名
🗓 当日の流れ
- 10:00〜11:00: オープン&フリータイム
- 11:00〜11:30: Notion Guild Tokyo 概要説明
- 11:30〜12:00: Notion Face作成と自己紹介
- 12:00〜13:00: フリーランチ
- 13:00〜14:00: ライトニングトーク(LT)
- 14:00〜15:00: お悩み共有会
- 15:00〜16:00: あなたのNotion見せてくださいコーナー
タイムラインレポート
10:00〜 オープン&フリータイム(兼 反省点)
当日は11時本会スタートとしていましたが、私の案内が少し分かりづらく、10時のオープンと同時に数名の方がいらっしゃいました。(これは次回の反省点です!)
結果的に、本会開始までの1時間は和やかな歓談の時間に。平日の開催ということもあり、個人事業主やご自身で事業をされている方が多く、自然と自己紹介や仕事の話などで盛り上がりながら、ゆったりとしたスタートを切りました。
11:00〜 Notion Guild Tokyo 概要説明「僕たちの想い」

参加者が揃ったところで、改めて「Notion Guild Tokyo」がどのようなコミュニティなのか、私から概要と想いを説明させていただきました。
「Notion Guild Tokyo」が目指すもの
- クリエイター中心の「経験を共有し合う場」: Notionが好きなユーザー、特に「作ることが好き」な人たちが集まり、ワークショップなどを通じて様々な経験を共有できる「楽しい場所」を提供します。
- Notionアンバサダーとしての活動: この活動は、Notionの公式アンバサダーとしての活動の一環でもあります。
立ち上げの背景
私自身、以前Notion JapanのYojiroさんが運営されていた「Notion Tokyo」に可能性を感じていましたが、現在その活動が止まっていることをもったいないと感じていました。
そこで今回、Notionの素晴らしさ、コミュニティの素晴らしさを伝えるため、私が代表となり、Notion社員の方々やキャンパスリーダーの学生さんなど、多くの人々を巻き込みながら、日本を代表するようなNotionコミュニティとして活動していきたい、という想いをお伝えしました。
11:30〜 Notion Face作成と自己紹介

概要を共有した後は、Notionを活用した自己紹介セッション「Notion Face(ノーション・フェイス)」の作成会を実施しました。(お名前は隠しています)
まず、参加者全員がアクセスできる共有データベースを用意。各自に「お名前」「普段の活動内容」「働き方(会社員 or 個人事業主)」といったプロパティを記入してもらいます。あわせて、自分のアバターとなる「Notion Face」も作成。
このプロセス自体が、自然な「共同作業」の第一歩となりました。「そういう活動をされているんですね」といった会話が生まれ、お互いのことを知り合うきっかけになったようです。
全員の入力が完了したデータベースをスクリーンに映しながら自己紹介を行い、スムーズに相互理解を深めることができた時間でした。
12:00〜 フリーランチ(と、少しの反省)
お昼は「各自で自由に」というアナウンスに。持参したお弁当をスペース内で食べる方、近くのお店に出かける方など、過ごし方は様々でした。
ただ、ここは第0回としての反省点でもあります。参加者の方から「せっかく集まったのだから、みんなで持ち寄りランチにしても良かったかも」というフィードバックも。確かに「交流」という目的を考えると、もう少し一体感のあるランチを設計しても良かったかもしれません。次回の改善点です。
とはいえ、スペースに残った方々はリラックスした雰囲気で、Notionの話などで盛り上がっており、フリースペースのように自由に過ごせる空気感は作れたのかなと思います。
13:00〜 ライトニングトーク(LT)セッション

午後の部は、私からのLTでスタート。
- サンフランシスコ訪問記: 9月に訪れたサンフランシスコでの体験や感じた空気感などをシェア。
- 自動化ツール「N8N」の紹介とNotion連携: 最近私自身が深掘りを始めた自動化ツール「N8N(エヌエイトエヌ)」を紹介。OpenAIや画像生成AIなどをノーコード/ローコードで連携できるツールで、Notionと連携させた簡単な事例も紹介しました。
やはりAI関連のトピックは、皆さん非常に興味を持ってくれたように感じます。
このLTには、「Notion Guild Tokyoは、Notion“だけ”のコミュニティではない」というメッセージも込めています。Notionを中核に据えつつも、それと連携する便利なツールや新しい技術トレンドも積極的に取り上げ、参加者にとって「学び」や「刺激」が得られる場にしていきたいと考えています。
14:00〜 お悩み共有会(実践的なアイデア交換)

この時間は、参加者の皆さんから「今、Notionで困っていること」を共有していただくセッションにしました。
ある不動産関係の方からは、「案件のフェーズやタイプによって発生するタスクが細かく変わる。これらを効率的にタスク管理するにはどうすれば良いか?」という具体的な相談が上がりました。
これに対し、その場で実際のNotion画面を映しながら、「こういうデータベース構造は?」「このプロパティを使えば自動化できるかも」と、参加者全員でアイデアを出し合いました。
これこそが、私が実現したかった光景のひとつです。
「ここに来れば、解決できる」場所へ。参加者同士が知見を持ち寄り、その場で課題が解決に向かっていく。
また、別の方からは「TikTokとNotionを連携させ、スマホのウィジェットからタスクを完了させている」といった高度な活用事例の紹介もあり、私自身も非常に刺激を受けました。少人数オフラインならではの、手応えを感じた時間でした。

15:00〜 あなたのNotion見せてくださいコーナー
「お悩み共有会」の流れからシームレスに、最後のセッションへ。
ここでは、参加者の学生の方がご自身のNotionを共有してくれました。テーマは「情報整理」。日々インプットしたメモを、どう整理し、未来にどう活かすかで悩まれているとのこと。
これに対し、参加者からは「タグ付けのルール」「データベースの設計思想」「ノートテイキングの手法」など、単なるテクニック論に留まらず、各自が持つ「思想」が交わされる濃いディスカッションになりました。
最終的には「まずは今日出たアイデアを試す『まとめノート』を作ってみては?」といった具体的なアクションプランも提案され、多くのヒントが得られる時間になったのではないかと思います。
🏃 イベントを終えて(第0回の総括と未来)
集合写真撮るの忘れました・・・!
10時から始まった6時間のイベントも、活発な議論やアイデア交換をしていたら、あっという間に過ぎていきました。
全員が主役の「共有の場」へ
今回目指したのは、一方的なインプットで終わるのではなく、参加者全員がご自身の体験や経験を「共有」できる双方向の場です。第0回は、まさにその「感触」を掴むためのスモールスタートでした。
参加していただいた方々が、何か一つでも新しい気づきを持ち帰ってくれていたら嬉しいです。
🚀 Notion Guild Tokyoのこれから
このコミュニティは、今回をキックオフとして、毎月継続的に開催していきます。
- 次回開催: 次回は11月8日(土)を予定しています。規模も15名~20名ほどに少し拡大して実施する計画です。イベントページはこちら
- 12月のBIGイベント: さらに12月には、Notion Yokohama(横浜)との合同で、Notion社員の方々も巻き込んだ50名規模のイベントを計画中です!
- 今後の構想: 今後は、初心者向けのレクチャーグループの立ち上げなども視野に入れています。
Notion Guild Tokyoは、来年に向けてさらに活動を加速させ、「日本一活発なNotionコミュニティ」を目指していきます。
Notionが好きな方、活用法に悩んでいる方、クリエイティブな使い方に興味がある方。
毎月開催していますので、ご自身のタイミングで、ぜひ一度この「共有の場」に参加しに来てください。
参加をお待ちしています。
どうまろ
