ノート運用のすすめ
この動画は、Notionのテンプレート「Infinity Brain」におけるノート管理機能について解説しています。
1. ノートDBの役割
- Infinity Brainでは、「ノートDB(データベース)」が情報管理の中心であり、インプットとアウトプットの両方を管理します。
- 執筆中の原稿、個人的なメモ、アイデア、議事録、Webクリップなどが一元的に管理されます。
2. ノートの表示形式
- 固定ノート: トップページに表示され、ピン留めされた重要なノートのみが表示されます。
- ピン留め機能を使って、常に表示させておきたいノート(例: 執筆中の原稿)を設定できます。
- 最近の更新順: ノートの最終更新日時でソートされ、最近更新されたメモが上位に表示されます。
- インボックス: 未整理のメモやノートが集まる場所です。後述のPARAメソッドに基づいて整理を行います。
- その他カテゴリ分けされたビュー: メモ、原稿、Webクリップといった種別ごとに分類されたビューも用意されています。
- これらの種別はカスタマイズ可能で、ユーザー自身のメモの分類方法に合わせて変更できます(例: 議事録、レシピなど)。
3. ノート追加方法と整理
- ノートを追加する方法として、ピン留めされたノートとして直接追加する方法と、その他のノートとして追加する方法があります。
- ピン留めされたノートの追加: トップページから直接追加され、自動的にピン留めされます。
- その他のノートの追加: 「ノートを追加」ボタンから追加され、ノートセクションのインボックスに送られます。
- Webクリップの取り込み: 「Save to Notion」というChrome拡張機能を使用して、Web上の記事や動画(YouTubeなど)をインポートできます。取り込んだWebクリップは、Webクリップセクションの「インボックス」に集められます。
4. パラ(PARA)メソッドによる整理
- インボックスに集まったノートやWebクリップは、「PARA(Projects, Areas, Resources, Archives)」メソッドに基づいて整理されます。
- 整理基準:
- プロジェクト: 現在進行中のプロジェクトや目標に直接関連するもの。
- エリア: 個人の責任範囲や管理している領域(例: 仕事、プライベート)に属するもの。
- リソース: 将来的に役立つ可能性のある情報、または個人的な興味関心があるもの。
- アーカイブ: 上記のいずれにも該当しないもの。
- ステータス:
- 未整理: 殴り書きのメモやアイデア、書きかけのノート、未確認のWebクリップなど。
- 整理済み: 確認したWebクリップ、または中間成果物として参照可能なノート。
- アーカイブ: 不要と判断されたもの。
- AI要約機能: Notion AIを使用している場合、記事のAI要約やAIキーワード生成機能を利用でき、コンテンツの概要を素早く把握できます。
5. ノートカレンダー
- ノートに「記録日付」というプロパティを設定すると、その日付に基づいてカレンダーに表示されます。
- 「記録日付」は、ノートを書き留めた日を意図的に記録するためのものであり、自動で更新される「最終更新日」とは異なります。
- この機能は、日誌や議事録など、特定の日付に記録した情報を管理するのに役立ちます。
このノート管理システムを活用することで、様々な情報を効率的に収集・整理し、必要な情報に素早くアクセスできるようになります。